あけましておめでとうございます。きじとらです。
気付けばもう2月ですね。
さて、『サガ スカーレット グレイス』の発売からもう一ヶ月半が経とうとしておりますが、ようやく私もラスボスである「ファイアブリンガー」を倒し、エンディングを拝むことができました。伝統的にサガシリーズのラスボスは凶悪なまでの強さを誇り、今作でもその伝統は受け継がれているわけですが、ようやく攻略できたため、せっかくなのでファイアブリンガー戦の攻略ポイントをまとめてみようと思います。
ちなみに、初見で挑んだときは完膚なきまでにボコボコにされ、しばらくゲームをやる気にならなくなったのは秘密です。
はじめに
この記事はウルピナ編、かつシグフレイルートから不死鳥ルートへと進んだ場合での内容となっております。他主人公や通過したルートによって多少内容は異なる可能性がありますのであしからず。
攻略時のパーティ構成
参考までに私がラスボスを倒した際のパーティ構成を記しておきます。とりあえずこれぐらい鍛えておけば問題ないはず。
- ウルピナ:剣Lv.39(二刀流) / アタッカー
- オグニアナ:斧Lv.38 / アタッカー
- ヤマト:大剣Lv.39 / 盾役
- アントニウス:槍Lv.32 / 何をさせたかったのかよくわからない人
- エリセド:木行術Lv.27 / 術士
アントニウスは槍技の「足払い」をメインにしたスタン狙い、エリセドは「召雷」をメインにした術アタッカーとして入れていましたが、いかんせん技術レベル的に中途半端感が目立ちますね。
装備についてはなるべく現状最高ランクのものまで鍛えておいたほうが無難です。最低でもランク10以上の装備は欲しいところ。
前座戦(復活中ボス戦)
ファイアブリンガーと戦うラストバトルに赴く前に、前座として各ルートのボスが復活して再戦することとなります。一度戦ったボスなので打倒するのは問題ないはずですが、念のため概要と攻略法を記載しておきます。
また前述のとおり、主人公や通過したルートによって戦うボスは異なると思われます。
サウノック戦
ボスのサウノックと、お供のモンスターが2体出現します。
サウノックは主に通常攻撃、お供モンスターの召喚(サウノックデバイス)、全体ダメージ+BPダウンの「パンデミック」などを使用してきます。とはいえ苦戦する要素はほぼないので、サクッと倒してしまいましょう。
シグフレイ戦
ボスのシグフレイと、これまたお供のモンスターが2体出現します。
シグフレイは主に術攻撃とお供モンスターの召喚(水の使い魔)を行ってきます。術攻撃は「召雷」や「吹雪」のような複数対象かつダメージが高いものが多く厄介なため、詠唱に入ったら「天地二段」や「足払い」などのスタン技でなるべく妨害していきましょう。ただ、シグフレイはガード率が異様に高く、通常の武器攻撃はガードされてほとんど無効化されてしまうため、あくまで妨害できたらラッキー、ぐらいで考えておいたほうがいいです。
本体への攻撃は連携やガードされない術攻撃を主体にしていくとよいでしょう。術力低下のデバフ技も有効です。
ファイアブリンガー戦の前に
ファイアブリンガーはとにかく素早く、厄介な技も多いため、先手を取られるとそれだけ不利となります。そのため、アタッカーや術士の装備見直し(特に運動性を下げるものは付け替えるなど)や、陣形の見直し(素早く行動できるフリーファイトやダブルコンバインを選択するなど)を行っておきましょう。
また、一度ラストバトルのエリアに入ってしまうと出ることができなくなるため、セーブする際は気を付けましょう。最悪詰みます。
ファイアブリンガー戦
本題のラストバトルは3連戦となっており、それぞれで取ってくる行動が異なります。
1戦目
BPを+2する「ウズメの陰影」、全体ダメージの「マリガンの陰影」、全体ダメージ+混乱の「ディーマージュの陰影」など、神の恩寵を模倣した攻撃をメインに行ってきます。
本体のHPはそこまで高くないので、攻撃力低下・防御力低下・はやさ低下といったデバフ技を入れつつ戦っていけばさほど苦戦はしないはずです。逆に、1戦目をそれほど苦戦せずに突破できるだけのパーティでなければ2戦目以降の攻略は難しいでしょう。
1戦目は一度HPをゼロにしても最大値まで回復して復活してきますが、一度入れたデバフは復活後も有効なので、早い段階でデバフを入れておくと有利に戦えます。特に攻撃力とはやさはなるべく早めに低下させておきたいところです。
二度HPをゼロにすれば1戦目は終了です。
2戦目
自身のコピーを召喚する「シャドウサーバント」、ダメージ+LPを大幅に削る「デスブリンガー」、直前まで受けたダメージによって威力が向上する「不動剣」といった攻撃を行ってきます。
召喚されたシャドウサーバントはファイアブリンガーや直前のサーヴァントの行動をコピーして攻撃してくるため、放っておくと危険です。特にデスブリンガーを連続で使用されると目も当てられません。幸いにもサーヴァント自身のHPもそれほど高くないため、召喚されたらなるべく早めに処理しておきましょう。この際、連携も狙っていけるとベターです。
2戦目も1戦目と同様、一度HPをゼロにしても最大値まで回復して復活してきます。ちなみにファイアブリンガー戦では、HPをゼロにするとそのターンのファイアブリンガーの行動をキャンセルさせることができるので、危なそうな行動を取ってきそうな場合はゴリ押ししてファイアブリンガーのHPを削るのもアリです。
二度HPをゼロにすれば2戦目も終了です。
3戦目
本体+お供のレーヴァテインが2体出現します。レーヴァテインもHPは高くないので、まずは連携を狙いつつこちらから処理していきましょう。
本体は間接攻撃の「メテオブリング」、ダメージ+怒り付与の「ファイアブラスター」、全体ダメージの「ヴァーミリオンサンズ」などの攻撃を行ってきますが、1戦目・2戦目に比べると厄介な行動は減っています。熱属性の攻撃が多いため、防具は熱耐性を高めにしておくとほとんどの攻撃のダメージを軽減できます。
3戦目は二度復活してくるため、三度HPをゼロにすれば勝利です。
どうしても攻略できない方へ
ある程度ゲームのシステムを理解し、それなりにパーティも育っている状態であればファイアブリンガー突破はさして難しくはありません。しかし人によっては何度挑戦しても勝てないという方もいるかと思いますので、ざっくり攻略のポイントを挙げておこうと思います。
パーティメンバーのHPは700以上を目標に
ファイアブリンガーは全体攻撃を多めに行ってきますが、それぞれだいたい200~300程度のダメージを受けます(装備にもよりますが)。少なくとも2発は耐えられないとお話にならないので、パーティメンバーのHPは700以上を目標に育成しましょう。
デバフ技・スタン技を揃えておく
攻撃力や防御力を低下させるデバフ技は、恐らくほぼ全ての敵に有効です。ファイアブリンガー戦においてもそれは変わらないので、そういったデバフ技を使えるメンバーを入れておくと安定して戦闘が行えます。
オススメは一通りのデバフ技を使える斧です。斧は他の武器と異なり攻撃ミスをすることもありますが、前述の通り「パワーブレイク」(攻撃力低下)、「かぶと割り」(防御力低下)、「かかと斬り」(はやさ低下)といったデバフ技を一通り使用できることに加え、「高速ナブラ」「モーニンググローリー」といった高威力の技も使用できます。そのため斧を使用できるメンバーをパーティに入れておくとよいでしょう。
また、発動確率は低いですがスタンも有効なので、剣技「天地二段」、体術「空気投げ」、槍技「足払い」といったスタンを狙える技を使えるメンバーも入れておくと、いざというときに命拾いすることもあります。
術士を一人は育てておく
術は詠唱から発動まで時間がかかりますが、基本的に強力なものが揃っています。特に木行術「召雷」は消費BPも少なく、通常2ターン/連携後は1ターンで発動でき、かつ高威力の複数回攻撃という壊れ性能なので、これを使える術士を入れておくと攻撃面では安定します。
ちなみに回復術もありますが、このゲームでは回復をするぐらいなら攻めたほうが良いため、ほぼ使いません。
盾役を育てておく
前述の術士はほとんどが打たれ弱いため、敵の全体攻撃や高威力の単体攻撃からかばってくれる盾役も育てておくとよいです。その場合、プロテクト技を使用できる武器種を得意とするメンバーを選んでおくとよいでしょう。
相手が全体攻撃や高威力の技(=BP消費が大きい技)を選択している場合はすかさずプロテクトだ!
まとめ
ということで、ファイアブリンガー戦の攻略ポイントまとめをお送りしました。
最初にも述べたように、伝統的にサガシリーズはラスボスが異様に強いことで有名です。ただその分、倒せたときの達成感もひとしおなので、この記事が少しでもファイアブリンガー戦で詰まっている人の助けになれば幸いです。
(きじとら)
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